組合員活動報告

【えひめ】えひめの生産者さんを訪ねて~Vol.8 四国中央市 株式会社トーヨさん~

2021.3.2

コープ自然派が誇る、こだわりの生産者さんたち。もちろんこの愛媛にもたくさんいらっしゃいます。私たち、えひめセンターの理事・エリアコーディネーターは年に数回、愛媛の生産者さんを訪問し、実際に現場を見学しながら、生産者さんたちの熱い思いやこだわりを勉強しています。

第8弾は『トーヨ』さんの見学レポートをお届けします。

全国に名だたる紙の町、四国中央市。

コープ自然派で取り扱う、エコでお得なトイレットペーパー「太芯なしワンタッチノーコア」はこちらで製造されています。

業務用紙製品のトーヨ

トーヨさんの商品は主に業務用の製品です。愛媛県内はもとより、全国の公的機関や公的施設・病院・ホテル・デパート・スーパー等で使用されています。

業務用製品において求められる「ランニングコスト」を抑えるため、トーヨ独自のトイレットペーパー専用ホルダーを開発する等、様々な商品開発を行っておられます。

コープ自然派で取り扱っている「太芯なしワンタッチノーコア」についても、シングルは1個150mととても大容量で(通常はシングル60mなので約2.5倍の長さ!)お買い得、一度セットすると長持ちするので交換する手間も省かれます。また太芯がないのでゴミも少なくなります。

環境にやさしい製品づくり

コープ自然派で扱っているトーヨさんの商品は100%再生紙を使用しています。(トーヨさん全体では再生紙の使用は80%だそうです)

また、紙の製造過程において大量に使用される水については、「瀬戸内海環境保全特別措置法」に対応した排水システムを導入し、小型貫流ボイラーを使用して省エネ・効率的な熱処理システムを構築する等、環境に配慮した企業活動を積極的に行っておられます。

特に若い従業員の方たちから多くの積極的な改善提案報告がなされており、その中から定期的に「社長賞」等も選ばれているようで、社内の自由闊達な雰囲気を垣間見ることができました。

トヨタ式カイゼン

私が工場にお邪魔させていただいて目を引かれたのが、工場の通路等に貼り出されている掲示物でした。

それは、工場の各部門から出された、現場からの無駄の排除や工程の工夫等の写真等を使ってとても見やすい簡潔な提案書の数々で、いわゆる「トヨタ式カイゼン」を取り入れられているようでした。

持続可能な社会の実現のために私たちができること

SDGs(持続可能な開発目標)をご存じですか?

これは2015年に国連で開かれたサミットの中で定められた、“国際社会が2030年までに達成すべき17の目標”です。

トイレットペーパーでいえば、例えば…

〇毎日使うトイレットペーパーを100%再生紙のものにすること

〇紙ごみを分別して資源ごみとして回収してもらうこと

私たちが日々の暮らしの中で少し意識するだけでも

SDGs 12 つくる責任つかう責任(リサイクル・循環型社会)

SDGs 15 陸の豊かさもまもろう(森林保全)

という目標達成のために行動していることになります。

毎日を意識的に暮らすことで、私たちには社会を変える力があるのです!

因みに、古紙は資源としての価値を認められており、昨今は慢性的な古紙不足に悩まされているそうです。組合員の皆様には、コープ自然派が行っている「カタログ回収サービス」をぜひともご利用いただき、大切な資源である古紙回収にご協力いただければと思います。

コープ自然派で買えるトーヨさんの製品

ゴミを出さない太芯なしワンタッチノーコアトイレットペーパー(100%再生紙使用)

150mシングル  523円

50m2枚重ねダブル  344円

因みに通常のトイレットペーパーはシングル60mダブルは30mです。

単価を計算するとトーヨさんの製品はお得で手間なしですね!