組合員活動報告

【こうち】持続可能な暮らしを訪ねて 〜 服部雄一郎・服部麻子さん宅へ 〜

2025.1.9

2024年11月26日(火)「持続可能な暮らしを訪ねて 〜 服部雄一郎・服部麻子さん宅へ 〜」と題し、
香美市香北町にあるおふたりのご自宅にて開催しました。

参加者は24名でした。

高知県香美市は高知市から約30kmに位置し、とても自然豊かなところです。
今回は定員を上回る申込があり、参加者の中には、室戸市、香川県や愛媛県など遠方からお越しの方もいらして、服部さんご夫妻の暮らしへの関心の高さがうかがえました。

ご自宅の隣にある、香美市産のスギとヒノキを使用したゲストハウスに案内していただき、お話を聞きました。

服部さんは、若い頃はエコライフとは無縁の消費生活だったとのこと。
しかし、子育てしやすい地域への引越しや転職などをきっかけに環境への関心が高まり、アメリカ、南インドなどを経て、高知県へ移住されました。
神奈川県出身の服部さんにとって高知の山あいの集落での生活は初め慣れないこともあったようですが、地元の方たちとの関わりから、地域コミュニティのすばらしさを感じたそうです。

ご自宅やゲストハウスはエコな暮らしを営むために、使用する建築資材にもこだわり、生活排水の処理の仕方なども工夫し、環境にやさしい仕様になっていました。

とりあえずやってみよう!まだまだ試してみたいことがある!と、たくさんのことを実践し行動を続けているおふたりの様子に参加者から質問や感想がたくさん飛び交いました。

服部さんは、エコライフを実践するにあたり、自分にできることから無理のない範囲で取り組むのがいいのでは、とおっしゃっていました。
お話し後には、庭に出て排水のしくみの説明があったり、玄関先には、自宅前の畑で採れたお野菜やハーブ、タネが並び、ご自宅への訪問ならではの良さを参加者のみなさんがそれぞれに感じてくださった様子でした。

アンケートよりご感想

  • 素敵な木に囲まれた空間で、ご夫妻の温かい雰囲気、お話を聴かせて頂いて、とても心がいやされ、学びになりました。自然体で柔らかに環境のことに取り組んでいらっしゃって自分もできることを取り組みながら楽しんで暮らしていきたいと思いました。
  • 生きていくうえで何を大事にしていくかを自分なりに考え直していくよい機会になりました。