組合員活動報告
【しこく】2024 コープ自然派の森 植林体験
10月26日(土)小雨の中、土佐町の旧地蔵寺小学校にご手配いただいた土佐町森林組合の鳥山さんはじめ県や町の職員さんたちに出迎えられ、6家族19名の参加者が集合しました。
まずは植林の現場に十数台の車両でつらなり、名高山の急しゅんな山道を登っていきました。
車を止め植林の現場に向かう無舗装の道は足元も悪かったのですが、昨年植林をしたすぐとなりのその場所は腐葉土や葉っぱに埋もれており柔らかかったです。
植え方についての説明の後5チームに分かれての植林を体験しました。
最近は杉だけ、桧だけというよりはいろいろな種類を植えるそうでクヌギやカエデなどを植え、食害よけのツリーシェルターを取り付けました。
鹿等よりも野うさぎの食害が多いそうです。
その後、湖畔りんご園さんに移動し、お昼ご飯は恒例の竹の器に山菜たっぷりのお弁当をいただきました。
リンゴ狩りまでさせていただけました。
こども達はえんぴつブローチづくりも夢中になって楽しんでいました。
次第に雨もやんできて、りんご園そばの四本杉や平石の乳イチョウなどの名所にも皆さん足を運び、のんびりとした昼休みとなりました。
午後からは窪内製材所へとお伺いしました。かなり古い機械を使っての職人技での製材方法です。
みなさん、ご夫婦の息の合った製材の正確さやスピードに見入っていました。
今の製材所は大半が自動化されており大径木のものは製材ができないそうで、立派に育った木は単価も安いそうです。
参加者は送材車という機械を操縦して製材の体験をさせてもらいました。
お土産に、クスの木を切って作った鍋敷きを一人に一つずつプレゼントされ、参加者の皆さんは大変喜んでいる様子でした。
切っただけの状態でもとても良い香りが漂い、この鍋敷きを使用する機会が来ることを待ち遠しく感じました。
「未来の人たちを思って植え、過去の先人に感謝をして伐採する」とおっしゃっておられましたが、植林体験という形で山の環境保全に携わる経験したことで、途方もない長い時間の中で森や自然を受け継いでいくことの大切さを感じた体験になりました。
感想
- なかなか普段では出来ない経験ができて、とても有意義な時間でした。 また参加したいと思います。
- 土佐町の素敵な所に案内して頂きとても楽しかったです。できれば泊まってもっと土佐町を楽しみたかったです。
- 1人で参加させていただき、植林現場までの道中が不安でしたが、スタッフさんがゆっくり先導してくれたり、要所で案内の人がいてくれて、不安なく運転できました。植林体験も、雨でしたが、事前準備してくださったおかけで、スムーズに他の参加者さんと楽しくできました。思った以上に森の土は根っこだらけだったり、ノウサギの食害のことや、木の種類など、いろいろ知ることができてよかったです。そのあと、製材所の見学体験でしたが、なかなか見られない作業を、見させていただけたり、貴重なお話をきかせてくださったり、個人的には、女性も活躍されているお姿を拝見できて、元気をいただけました。お土産にはクスの輪切りまでいただけて、これまたとてもよかったです。遠かったけれど、いろんなことが体験できて学べて、参加させていただけて、とてもよかったです。
- 植林する山の土がふかふかで、歩くと気持ちよかった。製材所での体験もおもしろかった。
- 植林もとても楽しく体験させていただきましたが、りんご狩り体験やブローチづくり、製材所見学や体験など、てんこもりでとてもたのしかったです。 そしてなにより、竹のうつわのお弁当がとてもよかったし、おいしかったです。



