組合員活動報告

【こうち】田んぼの生きものたんけんたい!2024秋

気持ちの良い秋晴れの2024年10月13日(日)、土佐町溜井地区にある長野保さんの有機無農薬の田んぼで開催しました。おとな8名、子ども14名の参加がありました。

まず長野さんから、生活排水が入らない田んぼで、除草剤も極力使わず、有機肥料で皆様になるべく良いお米を届けようと尽力されているお話を聞きました。
それから、「農と生きもの研究所」の谷川徹さんから“たんけんたいのルール”の説明を受けた後、アミと容器を手に、生きもの探しを開始!
採取した生きものを観察し、図鑑と見比べながら名前を調べました。
一見、生きものが少ないように感じる秋の田んぼでも、虫眼鏡で見ないと分からないような小さなクモや大きいイナゴなど25種類の生きものが採れました。

谷川さんから、
田んぼは生きものたちの大切なすみかになっていること、
お米を食べて生産者を応援することでそれらを守っていくことが重要だというお話を聞きました。

長野さんから鎌の使い方の説明を受け、稲刈り体験もしました。
子どもたちは目を輝かせて稲刈りに取り組んでいました。
薪と羽釜で新米を炊く用意もしてくださり、子どもたちはマッチで火おこしをし、お米が炊けていく様子も観察しました。

松ヶ丘集会所に移動して、足踏み脱穀機や千歯こきなどの昔ながらの機械の紹介があり、実際に脱穀や千歯こきを使用する貴重な体験をしました。そのあとは、炊きあがった新米をおにぎりにしていただき、そのおいしさに笑顔が広がりました。

アンケートより

  • TVで観た脱穀機も本物は操作が難しく驚いていました。
  • 稲刈りや生きもの調査など楽しいことがいっぱいでした。
  • 子ども達のイキイキした顔が見られて良かったです。
  • お米おいしかった! ・稲刈りの切るときの感触が楽しかったし面白かったです
田んぼのいきものたんけんたい①
田んぼのいきものたんけんたい②
田んぼのいきものたんけんたい③
田んぼのいきものたんけんたい④