組合員活動報告
【こうち】映画『フード・インク』鑑賞会
2024.11.25
2024年10月27日(日)南国市立三和防災コミュニティセンターにて「フードインク」鑑賞会を開催しました。
参加者は13名でした。
この映画は、2008年の作品で、アメリカの食品産業の裏側に隠された衝撃の実態を暴き出し、
アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた話題作です。
作品には、ひと握りの企業が莫大な利益を得るためにフードシステムを牛耳っている姿と下請けで苦しむ一般農家の姿がありました。
農家は自分が正しいと思っていても間違っていると言わないといけない・・・。
真実を隠蔽し効率化を重視した農業や畜産業の巨大工業化が生み出した数々の弊害が映し出されていました。
国が国民を守らず企業を守る姿は、日本も同じで、食に限らず社会のあちこちで見られる状況です。
ポテトチップスよりニンジンが儲かるような政策が必要であること。
私たちは、1日に3回(の食事で)システムを変えるチャンスがあること。
買い物は投票であること。
私たちの日々の行動で社会はかならず変わることを作品は伝えていました。
この続編「フードインク ポスト・コロナ」が12月に主要都市で公開予定です。
パンデミック後の巨大食品企業の市場独占や農家の衰退、
貧富の格差拡大などに切り込み、オーガニック食品の
本当の価値を訴えたドキュメンタリー作品です。
高知でも鑑賞ができるよう、皆さんの声を映画館へ届けましょう!
アンケートより抜粋
- 命をいただくことを忘れてはいけないことを改めて感じ、それがどのようにして私たちの口まで来るかを意識したい。
- 安いものを買うことの代償に多くの人が気づいてほしい。
- 政府が国民の命を守ってくれると思うのは幻想にすぎないと多くの国民に気づいてもらいたい。