組合員活動報告

【こうち】憲法のおはなし『檻の中のライオン』inこうち 開催報告  

2023.10.17

くらす委員会主催

2023年8月26日(土)13:00〜16:00 、ベストセラー書籍「檻の中のライオン」の著者で、弁護士の楾大樹(はんどう たいき)さんをお迎えして、高知県人権啓発センターでおはなし会を開催しました。おとな22名、小学生2名の参加がありました。

「憲法を守らないといけないのは誰?」という問いを元に、「檻」=「憲法」、「ライオン」=「権力」に例え、憲法の基本的な理解をわかりやすくおはなししていただきました。

まずは、憲法第11条・第97条「天賦人権」のお話からスタート。みんな同じ人間。人間らしく生きていきたい。人権は生まれながらに授かっているもの。この考え方は憲法の根っこにある一番たいせつなもので、憲法はこれを実現するためのしくみであることを今一度確認しました。

楾さん曰く、日本は教育の中で、憲法には、「なぜこういうことが書いてあるのか?」を理解するということをあまり教えてもらえない現状があるとのこと。それによって多くの人たちが勘違いを起こしてしまっているとのこと。

そしてしめくくりには、主権者である私たち一人ひとりが自分や子孫の問題として真剣に自分の頭で考え、自分の意見を述べ、議論し、選挙で投票することを大切にしましょう!と話されていました。

精力的に全国を周られている楾さん、この日は通算812回目のおはなし会となりました。

アンケートより〜 

・学校とちがうことを教えてもらって、すごくいい勉強になった。(小学生記述)

・教科書もかたよったものになっていることについてもっと聞きたかった。

・自分の政治の関心の弱さを痛感しました。

・学校の先生たちにたくさん聞いてもらいたいです。